絵里加と壮馬は 従兄弟のお兄ちゃん達が大好きだった。

絵里加は たった一人の女の子なので 特別扱いしてもらえるし。

壮馬はお兄ちゃん達に 活発に遊んでもらう事が好きだった。
 


「夕食は 何か食べに行きましょう。食べたい物 考えておいてね。」

松濤のみんなも 絵里加の合格をとても喜んでいる。

きっとお祝いの食事かな なんて思いながら 私は智くんにLINEをする。
 


《明日のリクエスト 絵里加も壮馬も 公園がいいって》

丁度、お昼休み。すぐに既読になり、
 
《安上がりで。いい子達だ》笑顔のスタンプが返ってくる。
 
《お姉様から電話があって、松濤に寄って下さいって》
 
《夕食も、ゲットしたね》私達は 小さな事でも連絡し合う。

智くんは マメに答えてくれる。

私は 仕事を辞めても お母様やお姉様 智くんのおかげで 孤立したり 疎外感を味わったりする事もなかった。