「そういえば、葛城くん二次会いなかったよね?」
挙式、披露宴、二次会とフルで参加したが、葛城くんの姿は二次会では見当たらなかった。
せっかくだから、もう少し話したいと思っていたのに。
「ちょっと部活の奴らと集まってて。また、健永とは別に部活仲間でパーティするから」
「そうなんだ」
私は、先ほど買ったペットボトルのお茶を口に含んだ。
夏なので、ただ立っているだけなのに暑い。
ペットボトルをサブバッグにしまうと、代わりに白いハンカチを取り出し首元を拭った。
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