「みんないらっしゃーい。待ってたよ」 多美の家に着くと、多美は新しく生まれた子を抱いていた。 「おっ、ソイツが新しいヤツか?」 「そ。鈴芽(すずめ)っていうの。よろしくね」 鈴芽ちゃん、と呼ばれたその子は静かに目を閉じていた。 お昼寝の時間なのかな? なんだか、その表情を見るだけで癒された気分になる。