君にまつわるエトセトラ【完】




「一応、彼氏かな。最近なったばかりだけど」



ね?と葛城くんは私の顔を見て同意を求めてきたので、私は静かに頷いた。



「えー、こんなカッコいい人がお姉ちゃんの彼氏だなんて信じられない!」



忘れてたけど、雪乃はイケメンには目がないんだった。


アイドルのファンクラブもいくつか入っていて、遠征もするほどだった。