「「あはは」」

みんな笑いだした

わたしは固まってしまった。



「あなた、妄想はげしいの?あはは」

「凛堂くんが可哀想、こんな女に勝手に彼氏にさせられて」

「いい?これ以上凛堂くんに近づかないで貰える?迷惑なのよ」



ダメだ信じて貰えない



「しっかり頭冷やして反省しなさい?
凛堂くんはあんたの彼氏なんかじゃないっ
って、そして今後凛堂くんに近づかないこ
と」


女の子達は空き教室から出ていった


すると



ガッチャ




え?




急いでドアを開けようとしても
開かない…


うそ…鍵かけられた

しかも旧舘の三階はほとんど人が来ない…


どうしよう、スマホ教室だ…