「はい!」



一瞬のことで頭が追いついてないけど



わたし、凛堂くんの彼女になれた…


夢だったらどーしよ…




「夢じゃなよ?」


「え?」


心の声がもれてた…



「夢だと俺困るんだけど」


わたしは恥ずかしくなって

顔を下に向けた



「なに下向いてるの?詩乃の可愛い顔が見れないんだけど」



「可愛くないから見ないで…恥ずかしい…」


「可愛いよ。耳真っ赤で可愛いよ」


心臓がドキドキしすぎて


壊れそう…

「これからよろしくね詩乃」