そーと、図書館のドアを開けて

ゆ〜くり、静かーに


よし!


本も返したし帰ろう!!


わたしは、くるっと振り返り
出口へと踏み出した…




ぐいっ…



すぽっ




へ…?




「どこ行くの?」


「家に…」


「へぇー」




あの〜凛堂くん

凛堂くんの腕の中につかまっているのですが
とてつもなく心臓に悪い…


いっこうに離してくれない…



顔絶対真っ赤だぁ…