「ところで凛堂くんとはどうなってるの?」

「特になにもないよ?」

「え〜、怪しいー」

里帆はレモンティーを飲みながら
にやにやとしている…




「でも、たまに凛堂くんのこと
考えたりすると胸がどきどきしたり
耳が熱くなったりする…」




「詩乃、…」



ん?



「それは恋だよ!
詩乃は凛堂くんに恋してるんだよ!!」



…恋?



えっ、わたし凛堂くんのこと


好きなの??



「いやー、やっと詩乃にも恋が来たかー」


里帆はにやにや嬉しそう


「こうなったら、アタックするのよ詩乃!」

「凛堂くんモテるから、のんびりしてると
取られちゃうよ!!」