わたしは卵焼きを凛堂くんにあげた

「卵焼きおいしい?」

「うん、美味しかったよ」

わたしはお弁当のハンバーグを

口に運び食べた

うん!おいしい〜



「詩乃ってなんでも美味しそうに食べるね」

「だって、おいしんだもん〜!!」


ほんとにお母さんが作った
お弁当はおいしい〜!!


もぐもぐ…


「そーえば、里帆と瑛斗は午後も
競技があるから頑張れよ!」

あ〜

運命走ね!

確かお題がわからないやつだよね


「凛堂くん、運命走もするの?」

「そう、海里が勝手に決めた」

「ごめんって瑛斗〜
だって海里足速いし、あと寝てた瑛斗も
悪いよね」

はぁー

凛堂くんため息が…

「凛堂くん、頑張ってね!」