覚悟したけど、

唇に感覚がやってこない…


ゆっくり 目を開けると


「キスされるかとおもった?」


そこには意地悪そうに笑っている

凛堂くんがいた


わたしは顔が真っ赤になった。



「図星?顔が真っ赤だよ?」

「可愛いね」


わたしは、さらに顔と耳が真っ赤になった

どきどき、心臓がうるさくて

爆発しそう…


「凛堂くん、離して…」

「なんで?罰だからダメだよ?」

「恥ずかしい…」


わたしはもう心臓が壊れる寸前…
やばい…



ふっ

「いいよ、今日はこのくらいで許してあげる」



やっと、凛堂くんから解放された…

ほんとうに心臓が壊れるかと思った…