縁の下の恋



…リョウさんっ






周りの音がすべて消えてしまった。




リョウは何食わぬ顔で演奏をし始めていた。




暫く経ったのであろう…時間すら一理には分からなくなっていた。




「松平さんっ?……んんっ!松平さん」




一理の耳にようやく誰かの声が届いた。