リョウは… すべてのしがらみを断ち切った。 母の願いも、大石とのしがらみや、勿論…由衣のこともすべてを… 自分一人で、何が出来るのか… 今まで造り上げられて来たものすべてを投げ出して… そこから、何処へ行こうとしているのか? もう一度自分に何が出来るのかばかりじゃなく、何がしたいのかを… もう一度、一から始めてみようと… リョウは… アメリカへ…単身飛び立った。 最後に見た、あの一理の笑顔を胸の奥にしまい… 虚像ではない…ホントの自分を見付けない限り…輝くことはできないのだから。