「何っ2人でコソコソ喋ってるんですかぁ!やだなぁ、今日のコンサートの反省ですか?僕も中に入れさせてくださいよっ!」


「いやややっ!そんなぁっ、それより…あのぅ、我々に何か話されたいことありましたか?そこんとこが未だに分からないのですが…」


なぁ?と顔で一理に合図して…



「あの…ここまで付いて来てしまって、すみませんが、ホテルがその先ですので、通りで降ろして頂けると有り難いのですが…」



「一理っ、何っ!だから、バカ何言ってんだ!いやっ、俺の方が失礼した方が…」



「いえっ、お二人で付き合って頂けますか?」