リョウは忙しい中唯一顔見知りのスタッフである結城に声を掛けていた。 (どうしても気になって仕方が無かった。何とか結城に間に入ってもらいキッカケを今度こそ作ろう。) しかし、またしてもそのキッカケは壊されてしまうことになる。 それは丁度まさに結城と一理が仕事を終えて出て来た所に邪魔が入った。