『先生の色』〜桜の下で始まった恋は、色を変える〜


夜の並木道は昼間とは違って
カップルが多かった


いいな…


私は羨ましく思った



「先生、あれから彼女に会えました?」



「…いや、会ってないかな
なんか、時間が合わなくて…」



「忙しんですね…」



「うん…ホントは今日、会う約束してた」



「え…」


私は先生を見た



「さっき、断わったから大丈夫…」



「私のせいですか?」



先生を誘った責任を感じた



「いや…オレも夜桜見たかったし
そろそろ桜も終わりだし
今日来なかったら、もぉ見れないでしょ
彼女とは、また今度会えるから…」



ずっと彼女と会ってないのに…

先生、無理してる?



ごめんなさい、先生


私のせいで…