『先生の色』〜桜の下で始まった恋は、色を変える〜


「1年でこんなに桜見るの初めてかも…
毎年、いつの間にか散ってるから

誘ってくれて、ありがとう
立花さん、桜、本当に好きなんだね」

先生が歩きながら言った



「何回も誘ってスミマセン」



「いや、ぜんぜん…」



確かに
桜は描きたかった



先生を誘うのは
ホントは桜じゃなくてもよかった



きっと
先生と一緒にいるための口実だった