「…ごめん…」


先生の声が聞こえて先生の手が私から離れた







「嫌だった…?」



「別に…嫌じゃ…」



「…無理しなくていいよ」



「ごめん、なさい…
緊張して…」



「いいよ…気にしなくて…」



先生は目を閉じたまま言った



「先生は、…ドキドキしない?」



「するよ…

一緒にいると、いつもしてる…

今も、してる…」



「なんで…?」



「なんで…って…

こんなに近くにいるし…

カラダ…くっついてるし…

…ちょっと、ごめん…1回離れていい?」



先生に言われて恥ずかしくなった




「なんか飲み物持ってくる…」



先生がベッドから出た