目が覚めた時
先生に抱きしめられてた
状況に気付いた瞬間ドキドキした
先生の手が優しくて
いつの間にか寝てたみたい
何時?
まだ朝じゃなさそう…
先生の吐息がかかる
先生の寝顔
好き…
キスしたいな…
先生
…翠…
そう呼んだら
してくれるのかな…
寝る時に繋いだ先生の手が
私の腰のあたりにあって
またドキドキした
先生から借りたシャツの下
直接肌に触れていた
身体が熱くなった
「ん…」
先生が少し目を開けたから
私は寝たふりをした
「…起きてる…?」
バレた…
目を開けたら
先生と目が合った
「…寝れない?
…ごめん、ベッド狭くて…」
「んーん…寝たよ…」
「オレもいつの間にか寝てた…
…
温かくて…気持ちいい…
…
…おやすみ…」
先生の腕は私をさらに抱きしめた
さっきより身体が密着した
ドキドキするよ
先生
私も先生の身体にそっと腕を回してみた
私たち、抱き合ってる…?
自分からしたのに
その状況にもっとドキドキした
先生の手が少し動いた
私の肌を触ってると思うと緊張した
先生がさっき言ったことを思い出した
前に見てるし…
身体が硬直した



