「おつかれさま…」


先生の声がした



私は
腰まで下げてたシーツを肩に掛けた



「緊張したでしょ…
ごめん…」


先生が近くに来た



首筋から汗が流れた



「暑かったよね…」


たぶん
先生は気を使って話しかけてくれてる




先生の顔がやっと見れた



先生も汗をかいてた




「綺麗だった…」

先生はそう言って私を抱きしめた




シーツの上から
先生の体温と鼓動が伝わってきた




「オレも緊張した…
今もしてる…」



「ありがと…先生
描いてくれて…」



「うん…
…先にシャワーしてきなよ」




先生は優しかった