『先生の色』〜桜の下で始まった恋は、色を変える〜


玄関に戻って靴を履きかえようとすると


「コレ?」


先生の声がして
顔を上げると先生がいた



私の数学の課題を持ってた



「あ‥ありがとう…ございます」



「問題3の(2)間違ってた
丸付けしておいた」



「やった!
自分で丸付けする手間が減りました
ありがとう…先生」



「うん…のど飴のお礼」



「先生、治ってよかった…
…さようなら」



「さようなら
気を付けて…」



振り返るのがもったいなかった

このまま先生と話してたい…



私は
そんな気持ちで玄関を出た