ふたりで電車に乗った
少し混んでて小林くんと近くなった
顔を上げると小林くんと目が合った
なんとなく小林くんが
恥ずかしそうにしたのがわかった
私の駅に電車が着く時
「明日も待っててもいい?」
小林くんが言った
「でも…」
「ヤダ?」
「嫌ではないけど…」
「じゃあ、待ってる」
断われなかった
嫌ではないけど
ふたりで一緒に帰ることに罪悪感を感じた
誰に?
小林くん?
それとも…先生?
別に先生と付き合ってるわけでもないのに
私の片思いなのに
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…