「だーめ」

「もう決めたことだからアイラはサナちゃんに手出ししちゃダメよ」

そうアイラに言うと次はライルさんに言わなきゃと思い部屋に来た。

「ライルさん、サナちゃんの血だけどロイが貧血の時に飲んじゃったからロイにあげることにするわね」

「あぁ分かった。
ただウチに蜜香が来たという情報がもう漏れているらしくて脅迫状が来ているんだ」

これを見てくれと紙を取り出す。

「あら、本当ね。
サナちゃんとロイに伝えておくわ!」