「じゃ今から愛梨の家行くから待ってろよ」

え、幻聴?ついに頭おかしくなった?
え、え、えええええ!!来るって!
あああ、部屋汚ったない!!
もーやだー。部屋汚いのだけは見られたくない。

私は普段の3倍のスピードで部屋の片付けを始めた。てか、もうすぐ来るのかな。あーお茶用意!!ああなんかお菓子ないの!?

バタバタと慌ただしくしてるとチャイムが鳴った。

うわっはっや。てか私家帰ってきてから着替えてないんだった。絶対笑われる…。まあそれは置いておいて、少し外は肌寒いだろうから入れてあげないと!

ガチャ

「よーこそ我が家へ」

「いや何回が来たことあるし、何初めてみたいな言い方(笑)ってか、お前なんで制服!?!?」

愁は相当びっくりしたらしく目を見開いて固まっている。

その顔が面白すぎて笑ってしまった。
「アッハハ…ブフッ…アハハハハ!」

当の本人は何に対して笑っているのか判断できていないらしくまたもや固まった。
しばらくして
「愛梨どした?てかなんで制服なの!!」