いつまでも君の隣で

「…ここどこ?」
自分の声がやけに大きく聞こえる。
周りを見渡す…保健室か!!
自分が今日の朝寝不足気味だったのを思い出す。もしかして、私倒れた?
誰も答えてはくれず、ここの静けさを示すような真っ白い壁が目に映る。

しばらくぼーっとしていると、

ドタドタドタ…
すごい足音がだんだんこちらに近づいてくるのに気づいた。
え、何!?怖…少し恐怖を覚える。

バタン!
…ビクッ
カーテン越しに親友茜音の声が聞こえた。
「愛梨起きたー?大丈夫ー?」
間延びした声、絶対心配してないでしょ!と返す。

ジャッ
突然カーテンが開きびっくりする。
「愛梨〜生きてた!!」

「いや、勝手に私を死なせるな!」

「言い返せるなら、元気じゃーん!」

「ただの寝不足なだけだから!
ところで今何時?」

「もう授業終わった!愁は、用事があるとか言って帰っちゃったから、私が様子を見に来たの」

「そーなんだ、もう授業終わってるって私一日中寝てた!?!?」

「気持ちよさそうに寝てたから、起こせなくて!」
「まあそれはどーでもいいから、帰るぞ〜!荷物ここにあるから!はやくはやくっ」

茜音に急かされ、準備をし校門を出た。

赤い夕陽が私達を照らした。