ピーンポーン

ナイスタイミング！

｢愁！おはよう！元気になってよかった！｣
なるべく明るく振る舞う。

｢おお！ノート見せろよ〜！｣

｢そればっかり！！真面目かよ！｣

｢いや俺たち受験生だし、優等生だかは俺！｣

｢へえ、体調不良になって、頭冴えた（笑）？｣

やばい寝不足……

｢おっはよ〜｣

｢ﾊﾞﾝ! ったあ！！茜音またやあ！｣

｢昨日反省したって言ってたじゃん！！｣

｢あ！愁、もう平気なんだ〜
愛梨めっちゃ心配してたよ！！｣

あ、無視された…あれ、、

｢まじかーまあ愛梨っぽいな！
もう全然、元気！！｣

｢愛梨、さっきから喋ってないけど、どうしたの？大丈夫？？｣

なんかさっきからふわふわする。
意識が朦朧としてくる…
ﾌﾗｧ…バタンッ！！

｢｢愛梨！！！｣｣

｢おい、俺の次はお前かよ。冗談はよせ！｣
｢俺が運ぶから、茜音は先生に報告しといて！｣

｢分かった｣