理苑はなにか面白い情報がないかとパソコンを弄る。 「ん~、なにか無いかなぁ。」 そう呟きながら画面を流していくとふと見つけてしまった。 「...汚いね。そんな事をしても手に入るものなんて何にもないのに。」 女の子の嫉妬と言うものは時にとんでもないことを仕出かす。 感情的になり人を傷付けても気づかない。 例え気づいていたとしても罪悪感を感じない人もいる。 どこまでいっても面倒で汚い。 理苑はふっと溜め息をついたのだった。