壱 時計の針
杏side
目が覚めた
お母さんは?どうなった?
そんな不安が胸をよぎる
?「あー、起きたか」
知らない人の声が聞こえた
辺りを見ると昨日寝たはずの病院ではないと分かった
古びた柱に畳
私は嫌な予感がした
?「おい起きたならこっちへこい」
杏「はい?」
そう言って時代劇に出てきそうな人が私を連れてある部屋の前で止まった
?「近藤さん連れてきました」
そう言って大きな部屋に入れられた
そこには歴史の写真で見た近藤勇がいた
信じられないこれは夢?
そう、きっと変な夢を見てるんだ
近「やぁ、お嬢さんいくつか質問したい、正直に答えてくれ」
杏「はい」
近「名は何という」
杏「名前は杏といいます」
近「では何歳だ?」
杏「15歳です」
近「その服装は何だ外の国のものだな」
私は制服を着ていたそうかそう見えるのか
杏「これは制服です中学校の」
そういうと近藤さんは怪訝な顔をした
近「中学校とは何だ?」
?「おいてめえさっきから怪しいぞ」
そう言われて胸ぐらを掴まれた
やけに現実的な痛みだった
近「こらこら歳女にそんな乱暴なことをするな」
ん?てことはこれは鬼の副長さん?
それより胸ぐらを掴まれた感触が消えない
試しにほっぺをつねってみる
「いたっ」
え?まさかこれは現実?
杏「あの、今って何年ですか?」
近「文久三年だが」
杏「信じてもらえないと思うんですが私未来から来たかもしれません」
土「あ?何言ってやがるふざけるのも大概にしろ」
杏「本当です私は未来の令和という時代から来ました」
近「そうかそうか、何か証明できるものはあるかね?」
土「え?信じるんですか?近藤さん」
近「嘘をついてるようには見えなかった
まあ、話を聞いてみようじゃないか」
杏「ありがとうございます」
私はそう言ってポケットからティッシュを出した
杏「これはティッシュペーパーというもので鼻をかんだりする時に使います」
それからポケットに入れといた学生証を見せる
近「これは・・・どうやら本当に令和とやらの時代から来たようだな」
杏「そうなんです、私は病院という手当てをしてもらうようなところで寝たらここで目覚めたんです。」
土「お前は夜道に倒れていた、それを総司が見つけて背負ってきた」
杏「そうなんですね」
土「もしお前が本当に未来から来たのだとしたら、何か言ってみろ普通の人間は知らないようなことを」
杏「そうですねー豊玉発句集。」
土「はっ?」
杏「人の世の ものとは見へず 梅の花」
土「あーもー認めるよ」
?「あはははは」
土「こら総司、てめえこそこそしていないで出てきやがれ」
沖「面白いですね〜」
近「よし!じゃあ杏さん住むところもないのだろう」
杏「はい」
近「ではこの屯所にいるといい」
土「はぁー?こいつ女ですよ近藤さん」
近「そうだなぁ、女中をしてもらおう。部屋は歳の部屋の隣空いていただろう、歳の隣なら他の隊士も手は出さまい」
土「・・・仕方ねぇ」
近「よし!決まりだじゃあこれから幹部を集めて杏さんのことを話す後で呼びに行かせるから歳部屋に案内してくれ」
杏「ありがとうございます」
こんなとんとん拍子に進んでいいのだろうか
時計の針は戻らない
杏side
目が覚めた
お母さんは?どうなった?
そんな不安が胸をよぎる
?「あー、起きたか」
知らない人の声が聞こえた
辺りを見ると昨日寝たはずの病院ではないと分かった
古びた柱に畳
私は嫌な予感がした
?「おい起きたならこっちへこい」
杏「はい?」
そう言って時代劇に出てきそうな人が私を連れてある部屋の前で止まった
?「近藤さん連れてきました」
そう言って大きな部屋に入れられた
そこには歴史の写真で見た近藤勇がいた
信じられないこれは夢?
そう、きっと変な夢を見てるんだ
近「やぁ、お嬢さんいくつか質問したい、正直に答えてくれ」
杏「はい」
近「名は何という」
杏「名前は杏といいます」
近「では何歳だ?」
杏「15歳です」
近「その服装は何だ外の国のものだな」
私は制服を着ていたそうかそう見えるのか
杏「これは制服です中学校の」
そういうと近藤さんは怪訝な顔をした
近「中学校とは何だ?」
?「おいてめえさっきから怪しいぞ」
そう言われて胸ぐらを掴まれた
やけに現実的な痛みだった
近「こらこら歳女にそんな乱暴なことをするな」
ん?てことはこれは鬼の副長さん?
それより胸ぐらを掴まれた感触が消えない
試しにほっぺをつねってみる
「いたっ」
え?まさかこれは現実?
杏「あの、今って何年ですか?」
近「文久三年だが」
杏「信じてもらえないと思うんですが私未来から来たかもしれません」
土「あ?何言ってやがるふざけるのも大概にしろ」
杏「本当です私は未来の令和という時代から来ました」
近「そうかそうか、何か証明できるものはあるかね?」
土「え?信じるんですか?近藤さん」
近「嘘をついてるようには見えなかった
まあ、話を聞いてみようじゃないか」
杏「ありがとうございます」
私はそう言ってポケットからティッシュを出した
杏「これはティッシュペーパーというもので鼻をかんだりする時に使います」
それからポケットに入れといた学生証を見せる
近「これは・・・どうやら本当に令和とやらの時代から来たようだな」
杏「そうなんです、私は病院という手当てをしてもらうようなところで寝たらここで目覚めたんです。」
土「お前は夜道に倒れていた、それを総司が見つけて背負ってきた」
杏「そうなんですね」
土「もしお前が本当に未来から来たのだとしたら、何か言ってみろ普通の人間は知らないようなことを」
杏「そうですねー豊玉発句集。」
土「はっ?」
杏「人の世の ものとは見へず 梅の花」
土「あーもー認めるよ」
?「あはははは」
土「こら総司、てめえこそこそしていないで出てきやがれ」
沖「面白いですね〜」
近「よし!じゃあ杏さん住むところもないのだろう」
杏「はい」
近「ではこの屯所にいるといい」
土「はぁー?こいつ女ですよ近藤さん」
近「そうだなぁ、女中をしてもらおう。部屋は歳の部屋の隣空いていただろう、歳の隣なら他の隊士も手は出さまい」
土「・・・仕方ねぇ」
近「よし!決まりだじゃあこれから幹部を集めて杏さんのことを話す後で呼びに行かせるから歳部屋に案内してくれ」
杏「ありがとうございます」
こんなとんとん拍子に進んでいいのだろうか
時計の針は戻らない

