クトゥルフ「ヒトを壊す少女」

中学2年生ほどで『死』について考えるようになった。


学校に行きたいくない日々が続きながら、
『不登校』というものへの世間体に逆らう勇気はどこにもなかった。


学校への嫌悪感は高校でも止むことをはなかった。

高校2年生の時、ふとトイレの鏡に映る自分を見ながら『死』への答えが浮かんだ。

「いつでも死ねる、別に急がなくていい」

結局のところ、ただ面倒くさくなって『死』を放棄したのだ。『死』について思考することがただただ面倒くさくなったのだ。