屋上海月 〜オクジョウクラゲ〜





「 ―― プロポーズ…って
俺が…ですか? 」


「 そう ―――

君のお父さん達が
まだデビューする前だよ


――― 当時

街で音楽やってる奴らの溜まり場は
ある程度どこか決まっていてね…


私やあずさもそこで出会い
彼等の仲間とも知人だった


――― 小さな楽屋を訪れた時

笑うVoiceのメンバーに囲まれて
やっぱり、とても小さな君がそこに居て


自分の倍はあるベースを借り
上手く弾けずに、悔しそうにしていたよ


あずさと私が 声をかけると
すぐ不思議そうに、質問を始めた




”どうしてお腹が大きいの?”と 」