「 じゃあクウヤ!いってきます!
ちょっとだけ待っててね 」


「 ――― オメエら、いいか?!
事件あった辺りは、絶対に通るなよ?! 」


「 うん!わかってるよー! 」


「 それと青山
"EDEN"は突っ切るな!あそこは… 」



矢継ぎ早の進言


しかしすぐに真木は
自嘲する様に笑って、溜め息をつき
腕をそっと、額の上に乗せる


そして "悪い" と
一言呟いた後 静かにドアを閉めた




「 ありがとう、青山君、灰谷君
後は、僕が見てるから 」


「 ――― 池上 」