「蓮斗ー、起きて大学は?」


「今日は午後からー」


私は蓮斗と卒業してから2人で暮らしている。


蓮斗の大学近くのマンションにしたため、私の通勤時間が増えたけど、車があるから別に不便ではない。


蓮斗とまた付き合ったことを絵梨花や湊、夏来に報告したら、すごく喜んでくれた。


絵梨花に至っては「やっぱりね」と言って、すぐ蓮斗がいるマンションに来たし。笑


私も絵梨花も蓮斗を担当した教師で蓮斗にとっては気まずかったらしいけど。


でも楽しかったし、毎日楽しい…より心臓が破裂しそうな思いをしてる。


「咲良、もう行くの?」


「私はいつも通り学校だよ」


「もうちょっとここにいて」


「だめ、私遅れちゃうから」


無理矢理私の手を握った蓮斗の手を放して、ヒールを履いて外に出ようとする。


「ヒャッ」


蓮斗が後ろから私の腰に手を回してきた。


そしてまた無理矢理そのままわたしを引きずってソファーに倒れる私。


目の前には蓮斗がいる。


「なにすんの……」


「最近キスもしてないし俺したいの」


「それは最近あまり時間ないから…」


「でも、咲良が夜飲んだりして遅くなってることもあるよな?昨日もそうだった」


「あるけど、蓮斗に許可取ったよね…?」


「取ったね、でももう禁止。俺だけの咲良だから、今だけ俺優しくない小悪魔になるから。」


いきなり深いキス…そして耳や首筋から服を脱がせていく。


愛撫じゃない…朝から激しすぎる。


「うぅ…キャッ……待って蓮斗……」


「待たない、もっと声聞かせて」


これから蓮斗に溺れる日がずっと続くみたいです…