"親がまた喧嘩してる。今までは逃げてたけど、俺も前に進みたい。だから話してくる" たかしにメールを送信した。 そして階段を降りる。 「もう!いいかげんに一一一」 母さんのヒステリックな声が途中できれる。 「・・・サク?」 そして戸惑ったような声で俺を呼ぶ。 いままで喧嘩してる時に俺が入ってきたことなんてなかったからか相当驚いている。 父さんの顔にも少し動揺の顔がみえる。