「もう寝るから」 母さんとの会話をやめて部屋に戻る。 さっきまで楽しかったはずの思い出が消えかけていた。 でも鞄に入った綺麗にラッピングされたものをみて落ち着いた。 明日、美咲に会える。 これを渡した時美咲はどんな顔をするだろう。 さっきまで会ってたはずなのに、いますぐにでも美咲に会いたい。