日曜日 友達と遊びに出かける夕璃を 徹と光子は玄関で見送る。
 
「俺達も、もう少し眠るか。」

そう言って光子を抱き寄せた徹。

甘く見つめる光子。
 


「徹さん?」

と光子が言うと、徹は少し照れて頷く。
 


「最近の俺、すごいんだ。」

と言うと、光子の肩を抱いて寝室に誘う。
 

「本当に、どうしたの。」

甘く言う光子に
 

「失った10年分を取り戻すの。」

と答えて唇を塞ぐ。
 
「もう。勝手ね。」

と言う光子も熱く応えてしまう。


お昼前の寝室は甘い恥じらいで二人を包み込んだ。