「俺の名前は徹。君より12歳年上。この仕事を始めたのは6年前。やっと軌道に乗ってきたところだよ。少しずつ店を増やしていこうと思っている。」

徹は自分のことを光子に話す。

少しずつ警戒心を取り除くように。
 


「何故、私を?」

光子の一番の疑問。
 

「鏡を見てごらん。君はとても綺麗だ。ただ綺麗なだけじゃなく、輝くオーラがある。君を色々な手で汚したくないんだ。」

徹は正直に自分の気持ちを告げる。