徹と出会ったときの光子は高校を卒業して19才になったばかりだった。

美しい顔立ちで、抜群のスタイル。

街を歩いていると人が振り返るような輝くオーラ。

透明感に包まれた清潔な少女は、徹の経営する夜の店の面接にきた。
 


一回り年上の徹は光子に一目惚れをした。

店では働かせずに、自分のマンションに連れて帰る。

高級な服を買い与え贅沢を教えて、自分の妻に仕立て上げる。
 


光子は、病弱な母親に代わって、妹と三人の生活を守ろうとしていた。

徹は、光子の家族を養う約束をして、光子を手に入れた。

光子にとっては、シンデレラストーリー。

徹を喜んで受け入れた。