「木田もも!1組!」

「はい!」

木田もも、今日から中学3年生!
夢の最上級生!とっても幸せです!

「ももー!1組!?」
「そうだよ!」
「よっしゃー!!ももがいれば愛莉生きていける!」
「なにそれ笑笑馬鹿じゃないの笑笑」

この元気で明るくて私と同じクラスで生きていける女の子は私の幼稚園からの親友の愛莉ちゃん!こう見えて彼氏持ちです。

「おぅ!愛莉も1組か!やったな!」
「てつも1組!?マジで!?愛莉にとっては1組は神クラス決定だな。」

愛莉ちゃんとやたら仲のいいてつと呼ばれている彼は哲人。愛莉ちゃんの彼氏です!

「あのー私もいるんですけど…」
「ももも1組か!愛莉、俺、もも…拓海は?」
「俺もだよ。」
「拓海!お前も1組か!最後に4人揃うとかラッキーすぎて階段から落ちそう笑笑」
「一旦落ちろ。」
「なんだよ拓海、ひでーなー!」
「笑笑」

拓海は毎日冷静でクールで…。私はそんな彼が大好き!

「てか、4人がそろうとか普通に奇跡じゃない?」
「そうだね!愛莉ちゃんは去年2組だったしてつは1組だったよね!」
「今年はももとなれて良かった!」
「私も愛莉ちゃんとなれて嬉しい!」
「てか拓海とももなんだかんだ3年間同じだよなー!引っ付いちゃうんじゃね?」
「何言ってんの!そんなわけないでしょ!ね?拓海!」
「だな。俺たちは普通の幼なじみだ。」

普通の幼なじみって…。まぁ拓海にはそう思われてるよね。
拓海との距離はまだまだだけど、4人で楽しく最後の中学校生活送れそうです!