と。私の先程の言葉に、先生が耳をぴくりと動かした。

「茶道室...?なに、お前茶道部入るつもりなの?」

「信じられない」とでも言いたげな困惑した表情。

...神楽先生でもこんな顔するんだ...ってそんなことはどうでも良くて。

「はい、そのつもりなんですけど...、迷ってたら見学4時半からなのに、過ぎてしまって...どうしようかな〜...って。」

顧問の先生誰か分かんないけど謝らないと...と続けた私に、先生は何故かふっと笑みをこぼした。