「おしゃれだったでしょ?」


「うん。雑誌に出てきそうな感じ」


「ねっ。たまーに探せばスナップとか載ってるみたいだよ」



そうなんだ。


顔もかっこいいし、そりゃほっとかないよね。


そんなこと分かりきっていたはずなのに、なんとなく川藤くんと差を感じてしまった。