「ただ参加するだけじゃないの

ここにいる私の可愛い友人
花音を恋人にしていくのよ!

わかった?」


廉人さんの眉に皺が寄った


「は?」


「だから
今日からお兄ちゃんと花音は
恋人同士ってこと

拒否権はないのよ
質問は
私ではなく
花音によろしく

では
あとはお若い二人の時間ってことで!」


花恋ちゃんは
紅茶も飲まずに


廉人さんの家を
出て行った


ちょ…
ちょっと待ってよ


廉人さんの質問も
ちゃんと答えて言って…


私から説明なんて…
できるわけないじゃない