からふる。~第11話~

具体的な策が思い付かないまま翌朝を迎えた。


青波先輩はいつも通り8時50分に寮を出て水泳部の練習にいった。



「さてと、青ちゃんは不機嫌だけど、誕生日だ!青ちゃんのために、皆で飾りつけしようじゃないか」


「おぉ!」



ノリノリの沼口さんと凜くん。



「しゃあねえなぁ」


「クールだから喜んでもらえるのか...」


「茶樹先輩が買ってきたんじゃないすか。自信持ってくださいよ~」



と言いながら輪っかを作っていく、黒茶コンビ。


私はお花作りを黙々と進めた。