自分自身で並び、注文し、席も確保する。
何もかもが初めてで新鮮。
こうやって1つずつ一般的なことを覚えていけば私の世界も広がっていくのかな?
かごの中の鳥がようやく自分で鍵を外して旅立つんだ。
「よし、皆そろったね」
「凜くんはパンケーキで八代先輩はラーメンですね」
「もしかしてラーメンも食べたことない?」
「いえ、ラーメンは何度かあります。ですが、カップラーメンは食べたことがなくて」
「別に食べなくてもいいと思う。あれは非常食としてはいいけど、毎日食べると太るから」
へえ、そうなんだ。
確かに父はお昼にカップラーメンを食べたりしていたみたいだけど、私には食べさせなかったもんね。
やっぱりあんまり体に良くないんだ...。
「それは一旦置いといて食べようか」
「じゃあ、いただきます」
「いっただっきまぁす!」
「いただきます」
私は取り敢えずかぶり付いた。
ん?
これは...
これは...
「美味しい...。美味しいよ、しゅうくん」
「それは良かった」
和牛じゃなくてオーストラリアの肉らしいけれどとってもジューシーで美味しい。
トマトは甘いし、レタスはしゃきしゃきだし、ソースは甘辛くて病みつきになる。
こんな美味しい食べ物がこの世にあったなんて...。
16年間知らなくて損してた。
死ぬ前に食べられて良かった。
皆も黙々と各々の好きな食べ物を食べ進める。
別のものを食べているけど、なんか楽しい。
一緒に食べられる幸せを噛み締めていた。
何もかもが初めてで新鮮。
こうやって1つずつ一般的なことを覚えていけば私の世界も広がっていくのかな?
かごの中の鳥がようやく自分で鍵を外して旅立つんだ。
「よし、皆そろったね」
「凜くんはパンケーキで八代先輩はラーメンですね」
「もしかしてラーメンも食べたことない?」
「いえ、ラーメンは何度かあります。ですが、カップラーメンは食べたことがなくて」
「別に食べなくてもいいと思う。あれは非常食としてはいいけど、毎日食べると太るから」
へえ、そうなんだ。
確かに父はお昼にカップラーメンを食べたりしていたみたいだけど、私には食べさせなかったもんね。
やっぱりあんまり体に良くないんだ...。
「それは一旦置いといて食べようか」
「じゃあ、いただきます」
「いっただっきまぁす!」
「いただきます」
私は取り敢えずかぶり付いた。
ん?
これは...
これは...
「美味しい...。美味しいよ、しゅうくん」
「それは良かった」
和牛じゃなくてオーストラリアの肉らしいけれどとってもジューシーで美味しい。
トマトは甘いし、レタスはしゃきしゃきだし、ソースは甘辛くて病みつきになる。
こんな美味しい食べ物がこの世にあったなんて...。
16年間知らなくて損してた。
死ぬ前に食べられて良かった。
皆も黙々と各々の好きな食べ物を食べ進める。
別のものを食べているけど、なんか楽しい。
一緒に食べられる幸せを噛み締めていた。



