藍色の夜


決意するのは難しくても、それがぐらつくのなんてあまりにも簡単で。

情けなくて涙が出そうになった。

もう...何度こんな意味の無い問答を続けてきたのだろうか。それら全てを流し込むように、すっかり冷えてしまった缶コーヒーをグイッと飲み干した。

彼が...昼間、公園で私にくれた物だった。