藍色の夜


自分が思ってるよりも自分はずっと貪欲で、そして脆かった。

だから、自分の全身を決壊してでも溢れ出そうなこの膨らみすぎた想いをどうすることもできなくなった。

気づいてしまったんだ。

私も本当は...愛されたかったんだっていうことに。他でもない、貴方に。

彼が彼女のことを今も、これからもずっと好きでもいい、一緒にいられたらそれで幸せなんて...もうとても思えないのだ。