覗き込めば底がはっきり見える缶コーヒーが、まるで私の空っぽな中身を象徴しているみたいで苦しくなった。 自分のことばっかりで、もう戦うことすら出来ない彼女さんを悪く思った、どうしようもなく空っぽな私。 自分の嫌な部分をたくさん目の当たりにして、その度に何度も傷付いてきた。 そんなのはもう...嫌なのだ。 だから...ここで終わりにしよう、そう思った。