栄養のあるものとおばあちゃんに言われたけど、何がいいのかわからずお弁当を作ることにした。
朝からスーパーに買い物へ行き、お弁当を作って、桃田さんの会社へと行った。
受付で社長に会いたいと伝えると、電話でアポを取ってくれてエレベーターで最上階まで上がる。
最上階に着き、エレベーターのドア画開くと今日は桃田さんが待ってくれていた。
「華ちゃん、どうしたの?急に」
「昨日マキノさんがこの時間なら空いてるって教えて下さったので、会いに来ちゃいました」
「可愛すぎるんだけど!!」
そう言って、いきなり桃田さんに抱きしめられる。
「だ、誰かに見られます」
「誰もいないよ。ここのフロアは社長専用だから」
だったら、しばらくこのままでいたいな。
「桃田さん、もう体調は大丈夫ですか?」
「大丈夫だよ。昨日帰ってすぐちゃんと寝たしね」
ちょっとだけ体を離し、桃田さんの顔を見つめる。
まだ少し隈が残っているけど、顔色はそこまでわるくないよね。
「本当にもう大丈夫だよ」
「お弁当作ってきたんで、一緒に食べませんか?」
「食べる!」
社長室に移動し、ソファに座るとお弁当を広げた。
「タコさんウインナーに目ついてる!玉子もハートだ」
いつも自分が学校に持っていくお弁当と一緒のように作ったんだけど、ちょっと子どもっぽかったかな。
「どうぞ、召し上がってください」
「うん、ありがとう。その前に写真撮らせて」
そう言って、桃田さんはポケットからスマホを取り出して写真を撮っていた。
「なんだか食べるの勿体ないね」
「こんなので良かったらいつでも作ります。だから、しっかり食べて栄養をつけて下さい」
「ありがとう、いただきます」
桃田さんは美味しいと言いながら、お弁当を完食してくれた。
「初めて食べたよ、手作り弁当って」
「え?」
子どもの頃に食べなかったのかな?
私はお母さんがいなかったから、おばあちゃんが遠足や運動会の時に作ってくれていた。
「母親はいなかったし、父親と2人で暮らしていたからお弁当なんて作ってもらった事なかったな」
え?桃田さんもお母さんいなかったの?
お父さんと2人で暮らしていたなんて知らなかったよ。
「桃田さん、お母さんいないんですか?」
朝からスーパーに買い物へ行き、お弁当を作って、桃田さんの会社へと行った。
受付で社長に会いたいと伝えると、電話でアポを取ってくれてエレベーターで最上階まで上がる。
最上階に着き、エレベーターのドア画開くと今日は桃田さんが待ってくれていた。
「華ちゃん、どうしたの?急に」
「昨日マキノさんがこの時間なら空いてるって教えて下さったので、会いに来ちゃいました」
「可愛すぎるんだけど!!」
そう言って、いきなり桃田さんに抱きしめられる。
「だ、誰かに見られます」
「誰もいないよ。ここのフロアは社長専用だから」
だったら、しばらくこのままでいたいな。
「桃田さん、もう体調は大丈夫ですか?」
「大丈夫だよ。昨日帰ってすぐちゃんと寝たしね」
ちょっとだけ体を離し、桃田さんの顔を見つめる。
まだ少し隈が残っているけど、顔色はそこまでわるくないよね。
「本当にもう大丈夫だよ」
「お弁当作ってきたんで、一緒に食べませんか?」
「食べる!」
社長室に移動し、ソファに座るとお弁当を広げた。
「タコさんウインナーに目ついてる!玉子もハートだ」
いつも自分が学校に持っていくお弁当と一緒のように作ったんだけど、ちょっと子どもっぽかったかな。
「どうぞ、召し上がってください」
「うん、ありがとう。その前に写真撮らせて」
そう言って、桃田さんはポケットからスマホを取り出して写真を撮っていた。
「なんだか食べるの勿体ないね」
「こんなので良かったらいつでも作ります。だから、しっかり食べて栄養をつけて下さい」
「ありがとう、いただきます」
桃田さんは美味しいと言いながら、お弁当を完食してくれた。
「初めて食べたよ、手作り弁当って」
「え?」
子どもの頃に食べなかったのかな?
私はお母さんがいなかったから、おばあちゃんが遠足や運動会の時に作ってくれていた。
「母親はいなかったし、父親と2人で暮らしていたからお弁当なんて作ってもらった事なかったな」
え?桃田さんもお母さんいなかったの?
お父さんと2人で暮らしていたなんて知らなかったよ。
「桃田さん、お母さんいないんですか?」