マキノさんは綺麗で、仕事もテキパキできて、私なんかよりマキノさんみたいな人が桃田さんには似合うんじゃないかと何度か思った。
だけど、マキノさんはそんな私の考えを察してか、私は私のままで良いんだと教えてくれた。
桃田さんのいとこだけあって、本当に優しい方だと思う。
「では、またお会いしましょう」
「はいっ!今日は本当に送ってくださってありがとうございます」
家の近くまで到着して、車を降りた。
「華さん」
運転席の窓を開けたマキノさんに呼び止められる。
「明日、12時から14時の間は社長の手が空きますよ」
「ありがとうございますっ」
わざわざそんな事を教えてくれるってことは、会社にまで会いに行っても良いってことだよね。
「華さんと出会ってから、社長はすごく楽しそうに仕事してますよ」
マキノさんはそう言って、帰って行った。
家に帰ると、おばあちゃんが待ってくれていた。
「ただいま!」
「ご飯まだでしょ?用意してあるから食べなさい」
あれ?桃田さんと食べて帰るって連絡したはずなんだけど。
でも、何も食べていないからお腹ペコペコで助かるよ。
「律君から電話あったわよ」
「え?」
桃田さん、いつの間におばあちゃんに電話したんだろう。
「“自分が体調悪くてご飯も食べさせずに遅くならせてしまって申し訳ない”って」
わざわざそんな事で電話をしてくれたんだ。
「“秘書に送らせたから心配しないで下さい”って言って電話くれたのよ。それで、律君は大丈夫なの?」
「うん、疲れが溜まっていたみたい。明日、バイトも休みだから様子見に行ってくるね」
マキノさんが桃田さんの空いている時間を教えてくれなかったら、会いに行こうなんて思わなかった。
ほんと、マキノさんに感謝だよ。
「だったら栄養のある物持っていくといいわよ」
「うん、そうする!おばあちゃんありがとう」
さすがおばあちゃん!
私だったらそんな事思いつかなかった。
だけど、マキノさんはそんな私の考えを察してか、私は私のままで良いんだと教えてくれた。
桃田さんのいとこだけあって、本当に優しい方だと思う。
「では、またお会いしましょう」
「はいっ!今日は本当に送ってくださってありがとうございます」
家の近くまで到着して、車を降りた。
「華さん」
運転席の窓を開けたマキノさんに呼び止められる。
「明日、12時から14時の間は社長の手が空きますよ」
「ありがとうございますっ」
わざわざそんな事を教えてくれるってことは、会社にまで会いに行っても良いってことだよね。
「華さんと出会ってから、社長はすごく楽しそうに仕事してますよ」
マキノさんはそう言って、帰って行った。
家に帰ると、おばあちゃんが待ってくれていた。
「ただいま!」
「ご飯まだでしょ?用意してあるから食べなさい」
あれ?桃田さんと食べて帰るって連絡したはずなんだけど。
でも、何も食べていないからお腹ペコペコで助かるよ。
「律君から電話あったわよ」
「え?」
桃田さん、いつの間におばあちゃんに電話したんだろう。
「“自分が体調悪くてご飯も食べさせずに遅くならせてしまって申し訳ない”って」
わざわざそんな事で電話をしてくれたんだ。
「“秘書に送らせたから心配しないで下さい”って言って電話くれたのよ。それで、律君は大丈夫なの?」
「うん、疲れが溜まっていたみたい。明日、バイトも休みだから様子見に行ってくるね」
マキノさんが桃田さんの空いている時間を教えてくれなかったら、会いに行こうなんて思わなかった。
ほんと、マキノさんに感謝だよ。
「だったら栄養のある物持っていくといいわよ」
「うん、そうする!おばあちゃんありがとう」
さすがおばあちゃん!
私だったらそんな事思いつかなかった。