そして18歳の春、空に飛び立った。
――――「ってこと。重い話でごめんね」
エルの顔を覗き込むとエルは大粒の涙を流した。
「蓮花、そんなにつらいことがあったんだね。ありがとう、話してくれて。辛かったね、苦しかったね・・・」
そういってエルは蓮花を抱きしめた。
「あぁ、これが人の温かさなんだね、エル。初めて知ったよ。」
「私は、蓮花を離さない。何があっても守って生き抜くと誓うよ」
エルの背中にそっと手をまわし、初めて人に甘えることができた。
ずっとしたかったこと。
ずっと独りぼっちだったから
ずっとさみしかったの。
でも私はだれからも愛されることはないと思っていたから。
「蓮花、、、、やっぱりいいや」
「なに?気になるよ!」
エルは自分の涙を拭いて笑った。
「あとにする。いつか伝えるね」
聞きたい気持ちはあったが、話したくないことはだれだってある。
だから無理に聞こうとは思わなかった。
「わかった、その時をまってるね」
―――ドンッ
「なに?!」
急に大きな爆発音のようなものが鳴った。
バン!
