一人は金髪に茶色瞳の少年。
全体が黒い着物(袴)を着て、上から金色の細かい模様が入った白い羽織りを着ていた。
背中には金色の大刀を背負っていたが、身長は零次より10センチほど小さい気がした。
その隣にはサラサラとした長めの髪が特徴の少年がいた。
全体が青に統一された服を着て、腰の太いベルトには剣がぶらさがっていた。
一番目を引いたのは、何よりも顔に付けられた白い仮面だった。
反対側にたっていた女性は、零次よりも大分年上に見えた。
明るい茶髪の長い髪。そして、白い上着にスリットの入ったロングスカート。
なぜかへそ出しで、多少引いてしまう零次。
「寒野組長お久しぶりです」
「…あぁ」
寒野と呼ばれた少年は、ミリヤを見た後、零次をじっと見つめた。
思わず睨み返す零次。
2人の間に不思議な空気が流れる。
「寒野組長、見つめあってる場合じゃないでしょ〜。
さっさと、ミリヤとこの子の治療しちゃいますね〜♪」
女性が寒野を軽く叩きミリヤの方を見る。
「見つめあってなんかいねぇよ…」
寒野のつぶやきが小さく聞こえ、思わず頷く零次。


