「霊会…」
頭の中にその言葉を埋め込むように、自分の口で繰り返す。
「霊会は悪霊に関する事を調査したり、悪霊の浄化、霊世界の管理を行う機関だ。
その中でも特殊部隊は9つの組からなる中心機関であり、その組の中には、悪霊の浄化や妖怪の消滅だけでなく、研究なども行われてる。
あたしの所属する赤組は普段から地域を巡回する部隊だ」
「それでここに派遣されたってわけか…」
零次の言葉に頷く。
「基本的には赤組か同じ役割を持つ黄組が巡回を行う。
黄組はどちらかというと、霊の集まりやすい神社や寺院の警備をするがな」
話を聞くだけだと、それなりに大きな機関だと感じられる。
その存在に気付くことなく、自分は今まで生きてきたのだと驚きを感じた。
「ある程度説明は終わったか?」
上空から声が聞こえた。
そう思っていると3人の男女が零次とミリヤの前におりてきた。
「だったら、こっちもそろそろいいか?」


